[image: "Itami Juzo Museum" on flickr, by dragonsfanatic]
[image: "Itami Juzo Museum" on flickr, by dragonsfanatic]
チョコレートケーキは記念館の建物を模したデザインです。
[image: "Cafe "Tampopo" at Itami Juzo Museum" on flickr, by dragonsfanatic]
映画監督、商業デザイナー、エッセイスト、俳優など「13」の顔を持つと言われている伊丹十三の記念館です。伊丹の「13の顔」にちなみ、この記念館には13のコーナーが造られています。
建築を設計した中村好文(-よしふみ)は若い頃から伊丹十三のエッセイを愛読してきたそうで、展示室のデザインも中村の手によるもの。引き出しを開けると出てくる展示品など、随所に工夫が凝らされています。
展示室を抜けるとそこにはぽっかりと中庭が空に広がり、その周りを廻廊が取り囲んでいます。フランスやイタリアの修道院の廻廊から着想したというこの空間は、日常とは切り離された静謐な場所を意図しているそうです。
展示品はもちろんですが、建築や展示室、そして、手渡される案内や館内のカフェメニューなど随所に優れたデザインが散りばめられている点も見逃せません。
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